豆柴と柴犬は同じ!?どこが違うの?




一人暮らしのマンションで柴犬を飼いたい!と思った場合、特に都心のマンションでは小さくて可愛らしい豆柴のほうが飼いやすいと思います。豆柴は柴犬の小さい犬種というイメージがありますが、具体的には一体何が違うのかまとめてみました。

豆柴と柴犬の違いについて

実は【豆柴】という犬種は存在しません。【豆柴】も【柴犬】という種になります。では一般的に【豆柴】【小柴】【極小豆柴】と言われているものはどういった犬種なのでしょうか?

結論で言いますと、【豆柴】は”小柄”な【柴犬】ということになります。もっと言うと”小柄”な可能性が高い【柴犬】です。つまり、ペットショップなどで豆柴として表示されている犬も将来は、餌をもりもり食べたら柴犬のように大きくなることもあり得るということです。このあたりは事前に注意と理解が必要な所だと思います。

豆柴はどうやって小型化されているのか?

人間も身体の大きいお父さんと、身体の大きいお母さんの間に産まれた子どもは大きくなる事が多いと思いますが、理屈はそれと同じで小型な柴犬同士を交配させて、何世代もかけて小型な豆柴が生み出されているようです。

しかしブリーダーによっては、食餌制限によって小さくしたり、近親交配を繰り返したりで小さくしたりといった情報も流れています。またその逆で、普通の柴犬も赤ちゃんのときは小さいため、豆柴として売り出していて後々思っていたよりも大きく育ったというトラブルも耳にします。

犬のことをきちんと考えているブリーダーさんは、まずは餌は良質なものを適正な量で与える。交配には血が濃くならないように、またあえて通常のサイズの柴犬との交配も行ったりしながら健康な豆柴となるように心がけているようです。

ですので豆柴を飼いたいと思っている人はしっかりと調べる必要があるといえます。

豆柴の一般的なサイズは?

ネット上の情報では成犬時の体高は30cm~34cm。体重は4kg~6kgとなっています。しかし生き物ですので、当然そのサイズよりも小さい場合もあれば、大きく育つ可能性もあります。

オスとメスではメスのほうが一回り小さいので、小型犬として小さい犬を飼いたいというニーズが高いのでメスのほうが人気が高い傾向にあります。

ちなみに柴犬の成犬時の体高は35cm〜41cm。体重は7kg〜12kgと言われていますので成犬時のイメージとしては一回りから二回り小さい印象となります。

豆柴の寿命は?

柴犬の寿命が12歳〜15歳が平均的と言われていますが、それよりは短いという情報を多く目にしますし、ペットショップの店員さんに聞いても10歳、11歳くらいと答える場合が多いかと思います。

しかしこちらの情報に関しては正確さが曖昧です。先述のとおりに悪質なブリーダーさんが近親交配させていたり、食餌制限を強いられている豆柴であれば、通常の柴犬よりやはり短くなってしまうと思います。

しかし、そうではないきちんとされているブリーダーさんの豆柴の場合は、通常の柴犬と変わらない、または豆柴であれば室内で飼育する可能性が高いため、病気の発症のリスクが低かったり、飼い主が早く異変に気づくため、柴犬よりも長く生きる可能性もあるとのことです。

健康な豆柴を選ぶポイントは?

豆柴の購入方法は一般的にはペットショップか、ブリーダーからになります。いずれにせよ両親の大きさや体格、性格を聞けることが望ましいと思います。大きさや、遺伝的疾患の有無をしっかりと先に聞いておくことが重要です。

また自分のライフスタイルや居住空間、迎え入れる先がどんな環境なのか?ブリーダーさんに相談しておくこともオススメします。ブリーダーさんの場合は親の性格なども理解していますから、大きさや見た目だけでなく、性格的に合う合わないということも重要です。

もちろん、大きさも健康も性格もその後の飼い方次第で大きく変わる事は言うまでもないですが、見た目だけでなくてきちんと考えて選んであげることが結果として犬にとっても人間にとっても幸せになるのではと思います。

 




ABOUTこの記事をかいた人

柴楽(しばらく)

HN:飼い主柴楽(しばらく)と豆柴きな 東京在住。2017年12月から豆柴を飼い始めた一人暮らしアラフォー。WEB関係の仕事。豆柴きなの成長記と、一人暮らしで飼っていくために学んだ情報をまとめていければと思います。